Java 文法 条件分岐(if文)

Javaの制御文のうち、if文について説明します。

基本文法

if文の基本文法は以下のとおりです。

条件式に合致した場合に処理が実行されます。

if (条件式) {
  実行する文1;
  実行する文2;
  ...
}

サンプルコード

 int a = 10;
 if (a <= 10) {
     System.out.println("変数aは10以下");
 }

実行結果

変数aは10以下

とコンソールに出力されます。

if – else文

条件式に合致しない場合に異なる処理をさせる場合はelseを利用します。

if (条件式) {
  実行する文1;
  実行する文2;
  ...
} else {
 実行する文1;
  実行する文2;
  ...
}

サンプルコード


 int a = 15;

 if (a <= 10) {
     System.out.println("変数aは10以下");
 } else {
     System.out.println("変数aは11以上");
 }

実行結果

変数aは11以上

とコンソール出力されます。

if-else if-else 分岐の組み合わせ

さらに条件式を分岐させたい場合は以下の記述方法になります。

if (条件式1) {
  実行する文1;
  実行する文2;
  ...
} else if (条件式2) {
  実行する文1;
  実行する文2;
  ...
} else if (条件式3) {
  実行する文1;
  実行する文2;
  ...
} else {
  実行する文1;
  実行する文2;
  ...
}

else if は任意の数だけ記述することが出来ます。
また、else句は省略することも出来ます。

サンプルコード


int a = 15;

if (a <= 10) {
     System.out.println("変数aは10以下");
 } else if (a <= 20) {
     System.out.println("変数aは20以下");
 } else if (a <= 30) {
     System.out.println("変数aは30以下");
 } else {
     System.out.println("変数aはそれ以外");
 }

実行結果

変数aは20以下

とコンソール出力されます。

終わりに

Javaの文法上実行する文が1つしかない場合は中括弧{}は省略することが出来ます。


int a = 10;

if (a <= 10)
System.out.println("変数aは10以下");

しかし、大抵の開発規準(コーディング規準)では分かりやすさを重視し実行する文が1つであっても中括弧は省略しないことになっているので中括弧は省略せず必ず記述するようにしましょう。

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