Javaの制御文のうち、while文とdo-while文について説明します。
while文は繰り返し処理に利用するJavaの基本文法の1つです。
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基本文法(while文)
1 2 3 4 5 | while ( 実行条件 ){ 実行する命令文 1 ; 実行する命令文 2 ; ・・・省略・・・ } |
サンプルコード
iが5以上になるまで繰り返すサンプルです。
1 2 3 4 5 | int i = 0 ; while (i <= 5 ) { System.out.println( "iは" + i); i++; } |
実行結果
iは0
iは1
iは2
iは3
iは4
iは5
基本文法(do-while文)
1 2 3 4 5 | do { 実行する命令文 1 ; 実行する命令文 2 ; ・・・省略・・・ } while ( 実行条件 ); |
サンプルコード1
iが5以上になるまで繰り返すサンプルです。
1 2 3 4 5 | int i = 0 ; do { System.out.println( "iは" + i); i++; } while (i <= 5 ); |
実行結果1
iは0
iは1
iは2
iは3
iは4
iは5
上記サンプルだと違いが分からないのでもう1つサンプルを追加します。
サンプルコード2
iが5以上になるまで繰り返すサンプルです。
単純なwhile文だと1度も繰り返し文は実行されないはずですがdo-while文だと必ず最初は実行されます。
1 2 3 4 5 | int i = 5 ; //iの値が実行条件を満たしていない do { System.out.println( "iは" + i); i++; } while (i <= 5 ); |
実行結果2
iは5
終わりに
繰り返し文であるwhileとdo-whileを解説しました。
繰り返しはその他にfor文がありました。
言語仕様として使い分けのルールは特にありませんが、おおよそ以下のように使い分けている場合が多いと思います。
- 繰り返し回数が明確な場合はfor文
- 条件を満たすまで繰り返しする場合はwhile文